中央公論Adagioに関わる人達のブログ

竈と大人のピアノ

先週ようやく竈が完成しました。　　秋も深まり、老境に差しかかっているわが身にも朝の冷え込みが応える季節となりました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　出来立てホヤホヤの竈に薪でもくべて、何を食すか今から楽しみです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ピアノレッスンは順調で自分でも怖いくらいに上達？、誰かさんに（だれ？）お披露目しようかな、なんて思ったりしてます。実際家族は週末になると朝から私の騒音に付き合ってくれたり、音高生の娘はアドバイスしてくれます。いつもありがとう！申し訳ございません。では。

令嬢ジュリー

『中央公論Adagio』最新号はいかがでしょうか？　今回も渾身の力を込めて、また、みずから大いに楽しみながらつくりましたので、読者のみなさまにも存分に楽しんでいただけましたらこれに過ぎる喜びはありません。

誌上でもご案内しましたとおり、11月24日(土)、25日(日)の両日、中央公論新社のエントランスホールで『令嬢ジュリー』舞台公演を行うことになりました。イプセンやチェーホフと並ぶ近代演劇の巨匠ストリンドベリの代表作に新たな命を吹き込み、現代に蘇らせたものです。欲望に突き動かされる女と男の美しくも残酷な一夜の夢――。若き演劇人たちの野心的なステージをぜひご体験ください！　詳しくは下記HPで。
http://www.stone-wings.com/newproduction.htm

七五三

どうやら台風か近づいているようですが、我が家では、明日は４歳の子供の七五三をやることになっています。僕が子供の時に七五三で着た着物を直してもらい、２０数年振りに自分の子供がその着物を着て七五三をやります。さすがに足袋は新しいものを買いましたが、それ以外は全て自分が子供のときに使用したものがキレイに残っており、新しいものを購入する必要がありませんでした。七五三なんて人生で１回しかないので、きっとこれらは明日使用したら、また数十年は箪笥にしまわれ、そして自分の孫の台になったらまた日の目をあびるのかなぁと考えると、少々感慨深いものがあります。

第４号創刊

本日、第４号が発行されました。都営新宿線と都営大江戸線に乗る機会があったので、４駅程アダージョの捌け状況を確認しました。どの駅も順調に減っていたので、ほっとひと安心です。以前のブログにも書きましたが、私的には今号が一番の出来だと思っておりますので、より多くの方に読んで頂ければ幸いです。

また、バックナンバーの問い合わせを沢山頂くのですが、取り置きが無くお渡しできません。申し訳ないのですが、ホームページにアップしておりますのでご了承下さい。

燃えてます

ピアノレッスンの初心者向けテキストも残りわずかとなりました。課題曲もようやく「エリーゼのために」にはいります。誰でも知っていて当たり前すぎて自分はあまり好きではないのですが選択できるほどのレベルでもないので素直に取り組んでいこうと思います。エリーゼといっても初めの４２小節までで、ここから先はいきなり難しくなりますので納得です。原曲は８分の３拍子ですが、テキストでは４分の３拍子に変えてあります。理由は初心者用に見やすくするためと書いてありますがチョト、不満。とりあえず１冊やり遂げるという達成感を得ることに今燃えています。この歳になって燃えるものがあるという幸福感を皆さんも是非つかんでほしいと思います。

ピアフ

公開中の映画『エディット・ピアフ』を観てきました。かつて、ピアフがパリ・オランピア劇場に登場した1955年＆56年のライブ録音を聴いて魂を鷲掴みにされた覚えのあるわたしにとっては、あらためて腹の底から慄えがのぼってくるようなショッキングな映画でした。同様の経験をお持ちの方はぜひご覧になってみてください。ちなみに、わたしの知るかぎり(あくまで知るかぎりにおいて)、20世紀の真に個性的な女性歌手はそのピアフ(シャンソン)と、マリア・カラス(クラシック)、ビリー・ホリデイ(ジャズ)、美空ひばりと考えていますが、いかがでしょう？

U-22日本代表敗れる

今日、サッカーU-22日本代表がカタールに負けてしまいました。カタールは強豪ですし敵地ということもあるので仕方がないのですが、ちょっと勿体無かったです。私は眠気に勝てず前半しか観れなかった（ハーフタイムで寝てしまいました）のですが、前線からのプレッシャーが効いていたし、点を取られる気がしなかったんですが・・・

とにかく、２位に落ちてしまったので、残りの２戦を全勝して何とか五輪への切符を手に入れて欲しいです。今の代表は前評判が低かったので、だからこそ余計に応援したくなるんです。

読書と焚き火

来週２５日いよいよ１０月号が配布されます。今号の特集は「〇〇〇〇と△△」です（これじゃ判りませんね）。乞うご期待下さい。〇〇〇〇は僕自身学生時代に読んで以来、ご無沙汰ですが、これを機会に黄ばんだ文庫本を引っ張り出して秋の夜長、読書に耽りたいと思います。そしてこの秋のもうひとつの楽しみは焚き火をすること。先週から、一念発起で実家の庭に竈を作ろうと家族で奮闘中です！竈に薪をくべながら焼き芋を食す、今から楽しみです。完成したらブログでお見せしたいと思います。

印刷立ち合い

本日は、10月25日発刊の『Adagio』4号の印刷に立ち会ってきました。
実際に印刷した原稿は、当初想定したものとは微妙に発色に差があります。
それを、できる限り調整するためにインクの配合調整を行います。

A4サイズの雑誌は16ページ分を一気に割り付けて印刷します。
そのため、一箇所の色を調整しようとすると、それが他のところまで反映されてしまい、
あちらを立てればこちらが立たずといった具合でなかなか上手くいきません。

まあ、結局のところ優先順位を決めて、ある程度妥協せざるを得ないのですが…。
そんな作業に、スタッフが交代で張り付き、丸一日かかりました。
さて、その成果や如何に…。

フォークの原点

この13日(土)、カワイミュージックスクール レプレ新宿で開催された｢『中央公論Adagio』フォークジャンボリー2007｣へ参加してきました。プロとして活動されている方から、つい最近ふたたび楽器を手にされた方まで、6名の出場者のみなさまにはそれぞれの演奏に｢人生｣が感じられて興味が尽きませんでした。なかでも、高齢の男性がふたりのお孫さんのために披露された臆面もないオリジナル曲には笑いながら胸が熱くなって……、まさに｢フォーク｣の原点を見た思いです。
終演後には主催者一同祝杯を交わしあい、これからもどんどん読者との交流の場を広げていこうと、早くもつぎの企画案を膨らませました。その節はどうぞ奮ってご参加を！！