とくに発熱や悪寒があるというわけではないのだけれど、ひっきりなしに咳と鼻水が出て止まらない。そんな体たらくで本誌の編集会議に臨んだところ、アートディレクター氏がその風邪は自分がうつしたものに違いないと深々と頭を下げられました。かれこれ2週間ばかり同じ症状が続いているとのこと、そう言われてみると、数日前にアートディレクター氏と一杯やった直後あたりから確かに変調をきたした気がします(笑)。まあ、人と会うのが仕事のようなものですから流行り風邪に捕らわれるのはやむをえないものの、また、それだけにひっきりなしに咳き込んでいては仕事にならないので弱ったあげく、通勤電車の広告で見かけた『コンタックせき止め』を初めて服用してみたら効果テキメン(宣伝するつもりはありませんが)、即座にぴたりと咳が止まってしまいました。いつのまに薬はこんなにも進化していたのでしょう? あまりの威力に感心するとともに、いささか恐ろしい気さえ……。