『中央公論Adagio』4号誌上で告知しました『令嬢ジュリー』舞台公演(STONEψWINGS主催/中央公論新社共催)が、この24日・25日、当社エントランスホールの特設ステージで行われました。ストリンドベリの原作を鮮やかに現代に蘇らせた脚色・演出、意匠を凝らした照明・美術、凄まじい感情移入で悲劇に生命を吹き込んだ俳優たち……と、手作りの芝居ならではの醍醐味を堪能しました。いや、それ以上に、連休中にもかかわらず両日合わせて約200名にのぼる来場者が客席を埋め尽くしてくださったことが、若い演劇集団を発奮させていっそう熱のこもった演劇空間を出現させたとありあり実感。ステージの最大の立役者はお客さまであることを改めて思い知らされた次第です。
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