中央公論Adagioに関わる人達のブログ

ボラ

先日のシーバスちゃんビギナーズラック依頼、足げなく近くの川へ通っております。しかし最近はシーバスの餌となる小魚の気配があまりなく、ボラだけがたま～に水面をバンバン跳ねている状況。そんな中でルアーにスレで小さいボラが引っかかりました。ここ最近は土日は早朝に早起きし、夕方も通っているのですが、シーバスちゃんにはお目にかかれておりません。潮の状況でかなり釣果に影響が出るのは分かっているのですが、どんな潮の状況が良いのかが全く知識として無いので、とりあえず通いつめてみようかと思っています。明日も早朝４時起きで行ってみるつもりです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 

涙ながらに

大嫌い。太宰治について男性諸氏からはしばしばその言葉を聞かされます。わたしもかつて教科書で出会って以来、ずっと苦手でした。ことによると、人生の道程から多少とも足を踏み外したときに初めて真価を理解できる作家なのかもしれません。かく言うわたしも３年ほど前、突如全集を読破するに至りました……(笑)。
ただ、いまでも悲痛な面持ちの小説よりは、『女生徒』『右大臣実朝』『新釈諸国噺』などの、種本があってそのぶんのびのびと才筆を遊ばせている作品のほうが好みです。とりわけ『男女同権』。自分自身の小説を種本にしたような奇怪なこの短編には、涙ながらに爆笑しないではいられません。まったく一筋縄ではいかない作家です。
太宰治の魅力に迫った最新号をどうぞお楽しみください！

ウォーキング

少し前になりますが、「臨海副都心ウォークラリー」に家族で参加してきました。５ｋｍコースと１０ｋｍコースがあるのですが、レインボーブリッジを歩きたかったため「レインボーブリッジ～お台場～青海と歩く１０ｋｍコース」を選択。青空の下で気持ち良く歩けたのと、5歳の息子が完歩して満足気な表情を浮かべていたので、とてもハッピーな一日になりました。

シーバス

家の近くの川で初シーバスを釣りました！それまではバス釣りばかりだったのですが、先日たまたま川に行った時にシーバスの姿を目撃し、すぐさまシーバス用のルアーを購入。その日の夕方行ってみると、ベイトフィッシュが流れ込みにたくさん泳いでいて、それをシーバスが追いかけていました。とりあえずその追っている周辺にルアーを通すと、3投目にガツン！とルアーにくいついてきたのは40センチのシーバスでした。バス用のロッドでラインも5lbと細いものを使っていたのでしたが、奇跡的にランディングできました。

お父さんと子どもの料理教室

                                                   先日、コープ主催の「お父さんと子どもの料理教室」に参加して来ました。 第１回（全３回）のテーマは、ドーナツとピロシキ。 普段は殆ど料理をしない私ですが、子供と一緒に取り組めたことが楽しかったのと出来上がったものが予想以上に美味しかったので、今後は、前向きに料理を勉強してみようかなと思っています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 こう思わせることが、料理教室に応募した妻の思惑だったかもしれませんが（笑）。

私を変えた登場人物

大学で行っている｢出版ジャーナリズム｣の秋期授業で、学生たちに出した最初のレポートの課題は｢私を変えた登場人物｣。久しく活字離れがいわれるなか、20歳前後のかれらがどんな本(マンガ以外)のどんな人物に影響を受けてきたのか興味津々でした。その回答の一部を公開しましょう。
アンナ・カレーニナ、ボヴァリー夫人、老婆(『賭博者』)、ハンス(『車輪の下』)、ピーターパン、人魚姫、スーザン・キャラウェイ(『Stargirl』)、静流(『恋愛写真』)、ヨーコ(『ZOO』)、千葉(『死神の精度』)、ぼく(『カラフル』)、響野(『陽気なギャングが地球を回す』)、堺信秀(『スイッチを押すとき』)、田村裕（『ホームレス中学生』）、長島千恵(『余命１ヶ月の花嫁』)……。
この結果を、みなさまはどう読まれるでしょうか？

方向転換

いつもの登山仲間の女性ふたりとともに、この３連休は紅葉の連峰を満喫しようと中央アルプスに繰り出しました。ところが、木曽駒ヶ岳(2956m)を登ったところで次なる目的地の空木岳の山小屋が予約満員で宿泊不可と知らされ、あっけなくロープウェイで下山する羽目に。南アルプスへの転進を図って北沢峠の山小屋に連絡を入れたものの、やはりいずこも予約満員。おそらく各地で今年最高の人出があったのではないでしょうか。結局、山小屋の多い八ヶ岳まで引き返して、主峰の赤岳(2899m)以下、硫黄岳、横岳、阿弥陀岳を縦走してきました。もとより初の方向転換の体験は事前の調査不足によるものですが、それだけに思いもかけないエピソードの数々と出くわして、最後まで驚きと笑いの絶えない稀有な山行となりました。

1年に1冊

大学でわたしが担当する｢出版ジャーナリズム｣の後期授業がスタートしました。今度はどんな学生と出会えるだろうかと楽しみにしていたところ、ガイダンスの授業後に立派な体格の男子がやって来て｢あまり本を読んでないんですが大丈夫すか？｣と質問されました。「どのくらい？｣｢１年に１冊ぐらいかな｣｢きみは何歳？｣｢20歳っす｣……ということは、これまでの人生で文字を知ってからまだ10冊あまりしか読んでいない！？　すっかり嬉しくなってしまいました、この機会にごっそり読ませてやろうと腕まくりしながら(笑)。