ときならぬ陽気に誘われて、きのうはひとりで奥多摩の鷹ノ巣山(1737m)を登ってきました。このところ週末のたびに催し事があり、3週間ぶりの登山でしたが、この間「下界」の生活のなかで歩き方がおかしくなっていたのを実感。いつも重い鞄をぶらさげているせいでしょうか、左右の足にかかる負荷のバランスがいかにも悪いのです。崖沿いの細い道が落ち葉で埋もれていたり、積雪が凍っていたりする個所ではびくびくものでした。3時間半ほどかけて登頂したのち、下山時には自然とバランスの取れた安定的な歩き方を取り戻していました。自分の足で歩くこと――そんな基本的な動作すら実は維持するのが難しいものなのですね。
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