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きのうは丹沢の表尾根~塔ノ岳(1491m)~大倉尾根を縦走してきました。氷点下の気温で、同行の妙齢の女性がお昼に作ってくれたにゅうめんがなかなか煮立たないのには閉口しましたが、そのぶん澄み切った大気をとおして360度の眺望を存分に楽しめました。わけても、伊豆半島から東京湾にかけての海岸線と伊豆大島の巨大な島影を眼前にできたのは、このコース6回目にして初めてのこと。まさしく「海のTOKYO」の美しさに言葉もありませんでした。
会社勤務のかたわら女優活動に取り組んでいるかつての「教え子」が、阿佐ヶ谷の小劇場で新作に出演するというので観に行きました。結婚をテーマにしたコメディで、若い俳優たちの活気とウィットあふれるステージを満喫。終演後、その彼女に舞台の上からいちばんわたしの笑い声が聞こえたと褒められ、なるほど喜劇では観客の挙げる笑い声も登場人物の一部なのだと妙に納得した次第です……(笑)。
あけましておめでとうございます。みなさまには爽やかな新年を迎えられましたでしょうか。東京では晴天続きの空模様とはうらはらに、暗雲垂れ込める景気のさなかではありますが、ひとときの憩いに『中央公論Adagio』最新号がお役に立ちましたらこれに過ぎる喜びはありません。本年もさらにエキサイティングな誌面をめざし鋭意取り組みますので、引き続きご愛顧のほどをよろしくお願い申し上げます。