きのうは八王子で開かれた「よみうり多摩健康塾」の司会役を仰せつかって参加してきました。テーマは「認知症の予防とケア」で地元の精神科医・平川博之氏が講演され、その豊富な臨床体験をとおしての医療介護の最前線の報告には、もはや他人事とはいえないわたしも目からウロコが落ちまくり大いに勉強になりました。結局のところ、認知症の増加という高齢化日本にとって必然的な成り行きを、当人や家族が、そして社会全体がどのように受け入れるのかが問われているのでしょう。負の状況を正面から受け入れる――その最も困難な課題に対して、わたしたちはこれからやり方を学ばなければならないのかもしれません。ことは必ずしも認知症だけにとどまらない思いがしました。
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