大学のかつての「教え子」で、登山仲間のひとりでもある女性が結婚されることになりました。長くおつきあいのあった相手の男性もたびたび登山に同行してくれ、あくまで質実にして温厚な人柄をわたしもよく知っています(登山はその人物の性質を否応なく明らかにしてしまうだけに)。外交史の研究者である彼は間もなくアメリカの日本大使館に赴任し、彼女も春の終わりごろにはワシントンのアパートへ移転するとの知らせがありました。当分は一緒に登れないことを盛んに残念がり、それはもちろんわたしも同じですが、山を通じておふたりの青春のヒトコマに参加できた思い出はかけがえのないものです。新たな人生への出発を心から祝福します!
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