この週末、登山仲間の妙齢の美女3名と、『中央公論Adagio』のデザインを担当してくださっている若月氏と小学3年生のご子息を迎えて、計6名のパーティで北八ヶ岳の天狗岳(2646m)を登ってきました。山麓の鮮やかな紅葉、澄み切った満天の星空、ところどころ雪に覆われた登山道……と、この季節ならではの変化に富んだ天上界を満喫した次第です。
とりわけ感銘を受けたのは、小学3年生のご子息が体重30キロのからだに重さ6キロもあるザックをかつぎ、ときには音を上げながらも、手助けには断固として「これは僕のものだから」と言ってザックを背負い続け全行程を歩きとおしたことです。そのけなげな自立心にはむしろこちらが励まされました。
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