桜も散り始めた日曜の午後、カワイミュージックレプレ新宿では私の師匠である鵬先生門下生の発表会が開催されました。自分は一見学者として謹んで鑑賞させて頂きましが、声楽やヴァイオリン、そしてピアノ演奏と日ごろの成果を思う存分披露されていました。当事者でもないのに何故か緊張している自分が可笑しくもあり、皆さん自信をもってアピールされる姿を拝見し、当面自分の出番はないことを確信して、まだまだ自信不足?練習不足を痛感しました。教室へ向かう途中、会社へ立ち寄り、近くを流れる神田川に目をやると桜の花びらが川一面を蔽っていました。春が確実に始まり、そして過ぎ去る準備をしているかのような錯覚と儚さを引きずりながら、また明日からの仕事と向き合っている自分と、この歳で始めたピアノの難しさ(奥深さ)を改めて実感……。それにしても自分の桜は一体いつ咲くのだろうか。
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