大学の元「教え子」同士が晴れて結婚することになり、ほころびはじめた桜の下、赤坂の瀟洒なホテルでの挙式と披露宴に出席してきました。まったく肩肘を張ったところのない自然体の宴には驚くほど。来賓はわたしひとり、あとは友人とご親族だけの小ぢんまりとした集まりで、新郎新婦の人柄そのままの心づくしのもてなしにだれもが気持ちの和らぐのを覚えました。いまの若い世代はこんな自在さを身につけていたのですね! さらには、「ビンゴなんかやりたくない」と(笑)二次会は用意されていなくて、お開きのあとにはホヤホヤの夫婦のおふたりと居酒屋で5時間も胸襟を開いて語り合ったという次第。わたしにとっても決して忘れられない一日となりました。