きのうは書籍販売の仕事で、防衛大学校(横須賀市)の開校祭に初めて出かけました。最大のイベントは「観閲式」です。ふだん大学生たちと接しているせいでしょうか、平成生まれ(前後)の世代が自衛隊幹部候補生として詰襟の制服を着込み、青天の下、五百旗部校長に見守られながら1700名の隊列となって行進していく姿には胸を突かれました。しかも、かつての「神宮外苑・学徒出陣壮行会」の記録映像で流れたのと同じ曲を(タイトルは知りませんが)楽隊が奏でるものですから、つい熱いものさえ込み上げてしまいました。かれらは自衛隊でこれからの時代をどう生きていくのでしょうか。わたしたちの世代もその将来に対して想像力を逞しくする必要があるように思いました。