大学で行っている「出版ジャーナリズム」の秋期授業で、学生たちに出した最初のレポートの課題は「私を変えた登場人物」。久しく活字離れがいわれるなか、20歳前後のかれらがどんな本(マンガ以外)のどんな人物に影響を受けてきたのか興味津々でした。その回答の一部を公開しましょう。
アンナ・カレーニナ、ボヴァリー夫人、老婆(『賭博者』)、ハンス(『車輪の下』)、ピーターパン、人魚姫、スーザン・キャラウェイ(『Stargirl』)、静流(『恋愛写真』)、ヨーコ(『ZOO』)、千葉(『死神の精度』)、ぼく(『カラフル』)、響野(『陽気なギャングが地球を回す』)、堺信秀(『スイッチを押すとき』)、田村裕(『ホームレス中学生』)、長島千恵(『余命1ヶ月の花嫁』)……。
この結果を、みなさまはどう読まれるでしょうか?