創刊2号の配布が始まってから一週間が経過しました。おかげさまで今号も各方面からご好評をいただいており、“編集長”は早くも次号に向けエネルギッシュに活動なされているようです。
『中央公論Adagio』はまだまだ発展途上にあり、回を増すごとに、より内容量のあるものにしたい気持ちは山々なのですが、如何せん広告収入がついていきません。私がもう少し営業努力をすれば良いのかもしれませんが…。
「より良いものに育てたい。でも、働くのは嫌だ」
深~いジレンマに陥っております。
ジトジトとした天候が続いています。梅雨ですから当たり前ですし、このような季節が日本の生活にとっては重要であることも分かってはいますが、流れる雲を追いかけてフラフラと散歩することも出来ず、…心が沈みます。
浮かぬ顔をしている人間には天も味方せず、此処のところ、数件の仕事上のトラブルを抱えております。
ただでさえ仕事したくないのに…。重い。重過ぎます。遠~くへ消えてしまいたい気分です。
あ~あ、今年度は未だ有給未消化だし、後のことは部下に任せて、しばらく会社休んじゃおうかなあ~。
創刊2号が出来上がり、本日手元に届きました。今号は前号にもまして素晴らしい出来であると自負しております。まあ、私が努力したわけではないんですけどね。予定通り6月25日に都営地下鉄101駅に設置されます。
さて、私共の会社は毎年7月に埼玉県において『彩の国進学フェア』という中学受験・高校受験のための進学相談会を開催しております。昨年は2日間で約34000人もの方にご来場いただきました。本年も来る7月21日・22日の2日間、さいたまスーパーアリーナにおいて埼玉県内・県外の中学・高校310校以上の先生方にお集まりいただき、過去に無い規模で実施する予定です。詳しくは、
http://www.yomiuri-mc.co.jp/shingaku/fair-guide/fair-guide.html
をご参照ください。
開催を約1ヵ月後に控え、運営事務局のスタッフは土日も無く忙しそうです。如何せん、予算の無い手作りイベントなものですから、当日は、私たち他のセクションの人間も全員借り出され重労働を強いられます。特に、場外警備なんぞに割り当てられた人間の労苦は筆舌に尽くし難いものがあります。
さあ~て、今夜あたりから根回しをして、冷房の効いた場所での軽作業につけるよう仕込みますか。
本日は、野暮用で汐留に行ってまいりました。発展著しいこの街は、訪れるたびにどこかしら新しい景観が増えており、興味は尽きません。
用事はものの数分で終わったのですが、いや~、素晴らしく良い天気ですし、このまま会社に戻るのはあまりにも勿体無い。そこで、しばし散策することにしました。
何処も彼処も立派なビルばかりで、オープンテラスでアイスコーヒーをすすりながら「こういうところで働けば私も少しはできる人間になるのではないか?」と考えたりしちゃうわけです。
今度、上司にこう言ってやりましょう。「私が育たないのは環境のせいなんじゃないでしょうかね~」
此処のところ、“東京再発見の愉しみ”を実感するために、隙があれば会社のカメラを持ち出して街をうろついております。
行く当ても無く、何をどう撮るという目的も無いのですが、ただ赴くままに流れ行く景色の一端を切り取ることは結構楽しく、すっかりハマってしまいました。とは言え、会社の備品を占有するわけにもいかず、ましてや自宅に持ち帰ることもできず…。
で、買ってしまいました。初心者向けデジ一を。
週末は終日、様々なモードでシャッターを切り続け、画像を確認してはニヤケておりました。今のカメラは凄いものです。撮れるんです、簡単に。素人でもプロっぽい写真が。厳密にはぜんぜん違いますけどね。
今はまだ操作に慣れる段階で、セットで買った標準ズームレンズがあれば十分ですが、一眼レフの醍醐味はなんといっても様々な交換レンズを駆使すること。ところが高いんです、この交換レンズが。広角レンズ、望遠レンズ、マクロレンズ等など、これらを一通り揃えるためには一体いくらかかることか。
誰かが何処かでがんばって、給料上がんないかなぁ~。
いや~あ、日が長くなりました。日没とともに業務を終了する私にとっては労働時間が長くなって困ってしまいます。早く夏至を過ぎてくれないかなあと指折り数える日々です。
さて、私には1人不出来な部下がおります。幾つか仕事をふると必ずひとつスコーンと頭から抜けます。本日も3つほど仕事をふると、案の定、ひとつ忘れておりました。きつ~く叱責すると「少しは手伝ってもらえないでしょうか」などと泣きを入れます。自分でやるのが嫌だからふったのに手伝うわけ無いじゃないですか。まったく、道理のわからない奴です。まあ、本人の仕事以外に私の仕事も処理しているわけですから、結構ハードワークなのは傍目で見ていても分かるのですが、甘やかしてはいけません。
周囲からはよく「己の態度を改めろ」と言われますが、なかなかネ~。それに、私と組んだ人間は、代々、短期間に著しく成長します。反面教師というやつですか。これはこれで、優秀な人材を育成しているわけですから、ある意味会社に貢献しているのではないかと思うわけです。
というわけで、本日も業務終了時刻が近づいてまいりました。脇では件の部下が、泣き言を呟きながら業務に勤しんでおります。私は今日も簡潔な指示を出します。「励め」。
6月25日第2号発刊に向け、原稿締切日が近づいてまいりました。広告営業も尻に火がつき始め、周囲は日々悪戦苦闘しております。皆さんご承知のように、フリーマガジンは広告収入のみを資金源として成り立っております。創刊したばかりの『中央公論Adagio』は、まだまだ世に認知されておらず、非常に苦しい運営を強いられております。
本日はお天気も良く、暑くも寒くも無く、外歩き(散歩)にはもってこいの日和です。こんな日に働くなんて非常にもったいないことですが、私もサラリーマンの端くれとして、たまには本分を果たさねばと、新規の広告主を開拓すべく電話営業をしてみました。
誌面の質を落とすことがないよう、それなりの企業に連絡を取っていたところ、一件、超優良企業が「一応、お話だけはお聞きしましょう」ということになり、即訪問させていただきました。
編集内容については大変評価していただき、「これは好感触」と思いきや、いざ広告掲載となると「ん~、予算的にね~」と渋いお言葉。まぁ、そんなに簡単に事が進むはずはありません。
とりあえず、今日のところは働いちゃったし、明日も一件くらい飛び込んでみますか! 一日も早くページ数を増やし、毎月発行とするために…。
次長
どうも週始めは調子に乗りすぎていけません。昨晩も気合を入れて飲(や)ってしまったものですから今日は甚だ体調不良です。まあ、私の具合が悪くても社の業務にはなんら支障は無いので良いのですが、夕方までに業務資料を京橋方面にお届けするという本日唯一の仕事をこなさねばならず、午前中は近くの喫茶店で体調回復に努め、午後は、俄かに降り始めた雨が止むまでまんじりともせず、晴れ間が戻ってからゆっくりと歩いて本日の業務を完遂しました。往復約40分、一万歩程度は歩いたでしょうか? いや~ぁ、いい汗かきました。汗をかくと何となく仕事をしたような気になるから不思議です。
おやおや、もう19時を回っているではないですか、今宵も労働後の美酒に酔いますか!
次長
ゴールデンウィークはひたすら惰眠を貪り、昨日は体調万全で出社いたしました。
休み前にほっぽらかしておいた仕事をフルスピードで、まぁ、できるところまで処理し、さあ、日が沈んだら業務終了です。
「さぁ~て、飲(や)りますか!」と忙しそうな同僚を無理やり誘い、5日ぶりの宴の始まりです。久しぶりなので時の経つのも忘れ、ついつい深酒し、気がつけば終電コース。
で、やってしまいました。
起きていたんです、降車する前の駅までは。覆いかぶさろうとする瞼を力の限り吊り上げ「もう少し、あと一駅の辛抱だ、がんばれ俺」。でも「ほんのちょっと、一瞬だけ瞳を閉じてみよう」。本当にほんの一瞬のはずだったんです。なのに…「やれやれ」見事に乗り過ごしてしまいました。この気持ち、ご理解いただける方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
かくして休日ボケは解消され、私なりの日常に戻りました。
さて、こんなことを書き込んでいるうちに、本日も日没時刻が近づいてまいりました。
今晩は軽めに飲(い)きますか。
次長
創刊からまる一週間が経ちました。派手な宣伝をしたわけでもないのに大変多くの方にお読みいただいているようで、誠にありがたいことです。「これは一日も早く内容量や発行回数を増やさなければ」と思いつつ、つらつらと読み返していると、ふと疑念が沸いてきました。「東京再発見をテーマとする仕事に携わっていながら、私自身はどれだけ東京の街のことを知っているのか?」。知りません。ほとんど関心を持ったことがありません。これはいけません。
で、早速フラフラと街にくりだしました。
まずは、今回編集が採り上げた神楽坂、門前仲町あたりをふらつこう、否、探求しようと思い、飯田橋から大江戸線に乗り『牛込神楽坂駅』へ。神楽坂通り沿いの飲食街は学生時代に夜な夜な徘徊していたので、ある程度の地の利はありましたが、一歩通りから外れた小道は新鮮で、まさに大人のための雰囲気を醸しだしておりました。「お金に余裕があれば味のほうも探訪してみたいものだ」と後ろ髪を引かれつつ次の目的地である門前仲町へ。約20分程度で『門前仲町駅』に到着してハッと気づくことがありました。『飯田橋駅』、『牛込神楽坂駅』、そして『門前仲町駅』、それぞれ違うのです。それを検証すべく、街めぐりは次回のお楽しみとし、急遽大江戸線をぐるっと一周してみました。
皆さんご存知でしたか?大江戸線の駅はひとつひとつデザインが違うのです。まあ、こんなことは案外周知の事実なのかもしれませんが、私にとっては新しい発見でした。「う~む、これは使えそうだ」。
私は写真家ではありませんが、各駅のスナップ写真を撮るのも面白いかなと、いやいや、仕事として撮っておかなければならないと考えております。「さぁ~て、久しぶりに忙しくなるぞ!」。
次長