創刊からまる一週間が経ちました。派手な宣伝をしたわけでもないのに大変多くの方にお読みいただいているようで、誠にありがたいことです。「これは一日も早く内容量や発行回数を増やさなければ」と思いつつ、つらつらと読み返していると、ふと疑念が沸いてきました。「東京再発見をテーマとする仕事に携わっていながら、私自身はどれだけ東京の街のことを知っているのか?」。知りません。ほとんど関心を持ったことがありません。これはいけません。
で、早速フラフラと街にくりだしました。
まずは、今回編集が採り上げた神楽坂、門前仲町あたりをふらつこう、否、探求しようと思い、飯田橋から大江戸線に乗り『牛込神楽坂駅』へ。神楽坂通り沿いの飲食街は学生時代に夜な夜な徘徊していたので、ある程度の地の利はありましたが、一歩通りから外れた小道は新鮮で、まさに大人のための雰囲気を醸しだしておりました。「お金に余裕があれば味のほうも探訪してみたいものだ」と後ろ髪を引かれつつ次の目的地である門前仲町へ。約20分程度で『門前仲町駅』に到着してハッと気づくことがありました。『飯田橋駅』、『牛込神楽坂駅』、そして『門前仲町駅』、それぞれ違うのです。それを検証すべく、街めぐりは次回のお楽しみとし、急遽大江戸線をぐるっと一周してみました。
皆さんご存知でしたか?大江戸線の駅はひとつひとつデザインが違うのです。まあ、こんなことは案外周知の事実なのかもしれませんが、私にとっては新しい発見でした。「う~む、これは使えそうだ」。
私は写真家ではありませんが、各駅のスナップ写真を撮るのも面白いかなと、いやいや、仕事として撮っておかなければならないと考えております。「さぁ~て、久しぶりに忙しくなるぞ!」。
次長