大学でのかつての「教え子」でジャズシンガーとなった女性が、駿河台の『東京倶楽部』という瀟洒なライブハウスに出演するというので出かけました。ふだんの生活はなかなか苦しいとのことですが、それだけに悲しみや喜びをうたう歌声は深みを増したようで心の底から癒されました。また、テーブルには他の「教え子」の女性3名も集い、それぞれ30歳前後の年齢を迎えたいま、舞台女優、システムエンジニア、ドッグトレーナーとして楽ではないものの充実した日常を送っているとの近況報告を伺って、すっかり逞しくなった彼女たちの姿がひたすら眩しく見えた次第です。