東京薬科大学の学生オーケストラの定期演奏会へ行ってきました。今年入学した姪がそこでフルートを吹いていて招待してくれたのです。ふだん難しい薬学の勉強をしている学生たちの集まりですから、正直大した期待はしていませんでした。実際、前プロのブラームス『大学祝典序曲』とチャイコフスキー『ロメオとジュリエット』ではしばしば危ない場面があって手に汗握りましたが(笑)、メインのドヴォルザーク『交響曲第8番』では若いパワーが炸裂、荒削りながら確かにボヘミアの音がホールいっぱいに鳴り響きました。いつのまにか目頭を押さえながら聴き入った次第です。上手なばかりが音楽ではない、こんなアマチュアならではの表現もあるのだと教えてもらいました。どうもありがとう!
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