福岡伸一氏による紹介に魅せられて、マイクル・クライトン著『アンドロメダ病原体』(ハヤカワ文庫)を初体験。まだお読みでない方のためにストーリーを明かすことは差し控えますが、ときあたかも新型インフルエンザが蔓延する状況のなかで読むと、ひときわ背筋が震えずにはいられません。この感覚がクセになって(?)、つぎにスティーヴン・キング著『ザ・スタンド』(文春文庫)を選んだところ、もう心身が凍りつくようなショックに襲われて・・・・・・。現在、新型インフルエンザと闘われているみなさまには心よりお見舞い申し上げつつ、他方でこうした時期ならではの恐怖を味わうのも本の楽しみ方のひとつだと思いますが、いかがでしょうか?
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