中央公論Adagioに関わる人達のブログ

来年に向けて

2007年も残すところ5日となりました。この年末も弊社のある神田の街は毎夜忘年会で賑わっております。世情原油高騰で物価が上がり、それほど景気も良くないのに居酒屋で気勢を上げている御同輩を見ていると、うらやましくもあり、まだまだイケると勇気がわいてきます。さて、中央公論ａｄａｇｉｏを４月に創刊してから、今号で第5号目を無事発行することができました。創刊してまだ間もない弊誌ですが、来年もご期待に添えるよう良い誌面を創っていきたいと思います。

アリと巨人

第５号本日刊行！　特集は｢手塚治虫と新宿を歩く｣です。アダージョ世代のみなさまはだれしもその偉大な名前を目にしただけで胸がときめくのではないでしょうか。わたしも物心ついて以来、どれほど手塚ワールドで夢想の翼を広げさせてもらってきたか、とうてい語り尽くせるものではありません。そんななかでもひときわ記憶の底に刻まれているのは、中学生のときに学年誌で出会った『アリと巨人』。あの戦慄がいまでも人生を生きていくうえのひとつの指針になっています。
さて、このブログにわたしが書くのも年内はこれが最後です。『中央公論Adagio』の成長を見守ってこられた読者のみなさまに心より御礼申し上げます。どうぞよい年を迎えられますように。

意気込みだけは

　新しいテキストに加えて、教本のハノンもまだ第3番なのに、また「リトルピシュナ」という教本を買ってしまいました。やれもしないのに、これさえマスターできればもっとうまくなれるんじゃないかと思ってしまうんですね（その意気込みは買った段階ですでに収束しております）。来週は今年最後のレッスン、先生に褒められるよう頑張ります。

発表会

日曜日の午後、カワイミュージックレプレで、鵬いづみ先生門下の生徒さんの発表会を見学してきました。発表会に参加された生徒さんは学生からご婦人方まで、日ごろの成果を思う存分発揮されておりました。特にご婦人方はシャンソン、カンツォーネ、声楽を披露される方が多かったようですがピアノ演奏はわずかに３名でした。ピアノを選ぶ生徒さんはどうも控えめで、とは先生のコメントです。それに引き換え、シャンソンやカンツォーネを披露されたご婦人方のなんとパワフルなことでしょう！自分も含めて世の中年男性はやはり疲れているということなのでしょうか？皆さん、元気を出そうじゃありませんか！ピアノでは女性の若い生徒さんが演奏されたベートーベンの「悲愴　第１楽章」には驚かされました。いつか自分も・・・・と思いつつ、会場を後にしました。

贅沢な

いつもの妙齢の美女ふたりと連れ立って三ッ峠山(1785m)を登山。青天の下、光り輝く富士の銀嶺と対峙しながらの6時間の山歩きですっかり気分が大きくなり、河口湖畔の温泉に浸かったあと、イタリア料理店のテーブルを囲んで盛大に美酒美食のディナーを繰り広げました。わたしとしてはこれほど贅沢な休日は思いつきません……(笑)。

中央公論Adagio１月号発行のお知らせ

通常は毎偶数月に発行している『中央公論Adagio』ですが、1月に増刊号を発行することとなりました。発行は1月25日、都営地下鉄101駅にて配布いたします。特集は今までとはちょっと違った人物を取り上げますので、ご期待下さい！

空手２

日曜日に息子の空手道場で審査会がありました。息子が通っている道場では、年中の場合は１年以上の経験がないと昇級試験を受けられないのですが、真面目に通っているということが評価され、特例で今回の審査会に参加させてもらいました。初の審査会という事もあり、親の私の方が緊張してしまいましたが、無事、白帯からオレンジ帯（９級）に昇級することができました。早生まれということもありますが、幼稚園のクラスで一番小さい息子が大きく見えた一日でした（親ばかですいません・・・）。

脱！初心者

お蔭様で、ようやくピアノ入門書テキスト１冊終了することができました。ともかく１冊仕上げたという達成感は、それなりにありますよ。２冊目は「たのしいクラシック」というテキストです。１冊目の内容はリズムとか拍子について触れた内容でしたが、２冊目のテキストは音階（スケール）がテーマの構成になっているようです。ハ長調とかニ短調とか、つまり♯や♭の数で音階が変わるということなのでしょうか？この音階についても良くわかっていないのが本当のところですが、なるべく早期に仕上げられるよう頑張りたいと思います。今週の日曜日はわが鵬（先生）クラスの門下生の発表会があります。私も課題曲を弾くように何度かお誘いを受けましたが、家族に相談したところ全員から「恥ずかしいからやめてくれ」と猛反対にあい来年に持ち越しとなりました（先生ごめんなさい）。でも来年こそはチャレンジしてみようかと密かに思っています。

にせやつ

爽やかな青天に誘われて、山梨県韮崎市の茅ヶ岳(1704m)・金ヶ岳(1764m)を登ってきました。遠目に眺めると、そのバランスの取れた山容が八ヶ岳そっくりに見えることから｢にせやつ｣のあだ名を持ち、また、あの『日本百名山』の深田久弥が頂上を前に脳溢血で斃れた終焉の地としても知られています。紅葉が終わりかけて落ち葉を踏みしめながらの山行には夏山と異なる風情があり、この季節ならではの澄みきった空気のかなたに現れた富士山にもひときわ清冽なたたずまいが感じられました。